インパクトに惹かれて手に取ってみました。160ページで1時間ほどで読み終わりました。
アパホテルに泊まったことはないのに社長の姿は知ってるという、すごいインパクトがありますよね。
そのアパホテルが出しているレトルトカレーの開発秘話・・・が書かれているかと思いきやあまり商品開発の話は出てきません。
アパホテルグループのレストランで出しているカレーがホテルによって違う。これでは困るということで開発したカレー。それだけではもったいないと、レトルトも作ったという話です。ベースとしては出身の金沢カレーだそうです。
ネーミングは最初、「アパホテルの本格派ビーフカレー」だったのが、「インパクトがない」「アパ社長カレーだ」「それなら写真も入れた方が良い」みたいなやり取りで「アパ社長カレー」になったそうです。
この辺りはいい意味でワンマン経営のとんがった感じが出ていて好きです。雇われ社長が多数決で当たり障りのない無難なネーミングにしてしまい、売りがなんだかわからない商品になるのとは正反対です。
そのあとは如何にアパ社長カレーを利用して貢献したかなどが書かれています。
発売は2011年の3月予定でした。東日本大震災が起きる前後で、できたカレーは被災地に送ったそうです。
また、2020年の新型コロナ蔓延期にも、患者に積極的にホテルを提供するなど、やはりオーナー社長がいるところは決断力が早いですね。
ちなみにこの本の著者は代表取締役専務の元谷拓さんですが、アパ社長・元谷芙美子の次男だそうです。代表は父の元谷外志雄で、兄もアパグループにいるということなので、オーナー一族経営ですね。
8割くらいカレーの宣伝ですが、トライ&エラーを繰り返しながらここまで成長する企業はすごいと思います。
いずれカレーも手に入れたいと思います。